2001-01-01から1年間の記事一覧

文字について #2

文字と、言葉のギャップについてだが、日本語で言うと「注連縄」などがある。音読みすれば、「ちゅうれんじょう」となり、訓読みでは「そそつらなわ」と なるはずだが、「しめなわ」と読む。英語に関しても、「Debut」なのに、「デビュット」と読まずに「デ…

文字について #1

言葉を使用しない文化はないが、文字を使用しない文化はある。文字は、人類の偉大な発明の一つである。我々の文化では、文字は何気なく使用されて いるが、実は文字を発明するのは大変難しいことなのである。しかし、文字をもたない文化は、劣っているかとい…

構造言語学

今日は、話が長くなると予想されるが、学術的なことについて書くことにした。 〜シニフィエ・シニフィアンと構造主義言語学〜 まず始めに、この二つの言葉は何を意味するのかを説明します。【シニフィエ】とは、フランス語で「意味内容」と訳されます。そして…

現代批判

ネパールでの事件を皆さんはご存知だろうか? あまりにも不可解な事件である。 一度に王族が、3人も死んでいる。何かとても陰謀の匂いが立ち込める嫌な事件だ。 不可解と言えば、田中外相に対する批判問題も不可解だ。 どこから、田中女史の発言したことが漏…

特許について

昨日、特許庁のHPを見ていた。 特許を取るためにはずいぶんと、時間がかかるものだということが分かった。 よく、「特許申請中」という言葉が使われたりするが、実際特許を取るには、20年ぐらいかかることもある。そうでなくとも、審査に7年というから、相当…

宇宙論

宇宙の真理に、今近づこうとしている。 自分という存在を囲むのもすべてが、他者でありそれらはすべて宇宙の空間的存在である。 空間的存在は、簡単に認識できシニフィアンである。 しかし、自分という存在を囲むものは、それだけではない。 "時間"は、宇宙…

現代の学校教育

分業化が19世紀以降、先進国世界全体で進んでいる。 それは、分業が確定され複雑化し、多様化していることだ。 こんなことを毎日学校で先生が言っている。 そのため、先進国資本主義経済では、スペシャリストが求められている。 しかし、ここでふとした疑問…

人生という時間

人生は時間である。 この世に生を受けた時点から、 死へのカウントダウンは始まっている。 その限られた時間内で、人は何をするのか? ある人は結婚するかもしれない。 ある人は、莫大なお金を作り出すかもしれない。 またある人は、罪を犯すかもしれない。 …

ハンニバルの感想

映画「ハンニバル」を見ました。 期待通りで、結構面白かったです。 ハンニバル・レクターの病的な美の探究には、 驚かされるばかりです。 Dr.レクターは、とても理性的な人間で 相当几帳面な面が見受けられます。 猟奇殺人犯に見受けられる性格がそのまま出…

上を向いて歩こう

「上を向いて歩こう」 坂本九の歌だが、この言葉はすばらしい意味を含んでいる。 上を向くということは、前向きに考えることであり、 前進することである。 下を向いていては、前には上手く進めない。 下を向いて歩いたことがある人ならわかるだろうが、 誰…

別れ

立つ鳥跡を濁さず。 美しい別れ方を、上手く表現できたいい言葉だと思う。 小学校の卒業式のとき、校長先生が この話をしていたのを、ふと思い出した。 仏教の言葉で、愛別離苦というものがある。 愛しい者との別れは、苦しみである。 それもまた、業の中で…

出会いと別れ

久しぶりに、チョット言わせて貰います。 それは、出会いと別れについて。 僕は、出会いは別れの始まりであると考えています。人が出会わなければ、別れは決してきません。それは、死別であったり、離別であったり、決裂であったり と形は様々に違うし、分か…